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  1. 府中市議会 2022-06-23
    令和 4年建設産業常任委員会( 6月23日)


    取得元: 府中市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-03
    令和 4年建設産業常任委員会( 6月23日)               令和4年第4回府中市議会定例会               建設産業常任委員会会議録  令和4年6月23日午前10時1分、建設産業委員会を第一委員会室において開会した。 1 出席委員   委員長  加島広宣         副委員長  安友正章   委 員  田邉 稔         委  員  三藤 毅   委 員  森川 稔         委  員  芝内則明   議 長  加藤吉秀 1 欠席委員   なし 1 説明のため出席した者   市長       小野申人   副市長       村上明雄   経済観光部長   若井紳壮   観光戦略推進担当部長                             宮本典明   建設部長     河毛茂利   参事        杉島賢治   財政課長     山田典央   農林課長      田原慎吾   監理課長     松山浩一   都市デザイン課長  日野雄蔵   土木課長     大元唯至   環境整備課長    能島克則   上水下水道課長  田原 厚
    1 事務局及び書記   事務局長     皿田利光   議事係長      小林正樹 1 本日の会議に付した事件   報告第2号 令和3年度府中市一般会計繰越明許費繰越計算書について   報告第3号 令和3年度府中市水道事業会計予算繰越計算書について   報告第4号 令和3年度府中市下水道事業会計予算繰越計算書について   報告第5号 令和3年度府中市一般会計事故繰越し繰越計算書について   報告第6号 府中市土地開発公社の事業の状況について            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜               午前10時1分 開会・開議 ○委員長加島広宣君) ただいまから建設産業委員会を開会いたします。  これより議事に入ります。  所管事務調査のうち、報告第2号「令和3年度府中市一般会計繰越明許費繰越計算書について」の件を議題といたします。  本案の概要について、提案者からの説明を求めます。  若井経済観光部長。 ○経済観光部長若井紳壮君) おはようございます。  それでは、まず財政課長から繰り越し事業全般につきまして、改めて御説明させていただきます。以後、御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○委員長加島広宣君) 山田財政課長。 ○財政課長山田典央君) それでは、繰り越し事業全般について、説明をさせていただきます。  繰越計算書につきましては、地方自治法に基づきまして、既に昨年度中の補正予算におきまして、金額、上限額ですが、主な繰り越し要因など、議案として御審議の上、繰り越す金額上限につきまして、議決をいただいたものでございます。この議決をいただきましたことにつきまして、実際に繰越額が確定をいたしましたので、6月議会において、報告をさせていただくものでございます。  まず、繰り越し事業につきまして、全体の概要について説明をいたします。  令和3年度から4年度へ繰り越しました一般会計繰越明許額は、およそ13億円で、昨年度のおよそ半分程度の規模となっております。減少した主な要因といたしましては、昨年度と比較いたしまして、コロナ関連経費が大幅に減少したことによるものでございます。  今年度の主な繰り越し事業について、要因でございますが、コロナ対策事業など、国が16カ月予算といたしまして、令和3年度に予算化し、令和4年度へ繰り越して執行することが前提であるもの、こういったものもございます。また、コロナの影響を受けまして実施がおくれたもの、また、地元や関係機関との調整に時間を要したもの、また、半導体の不足によるもの、こうしたやむを得ない事情によるものでございます。  最近の情勢を鑑みますと、事業期間を延長した場合におきまして、物価高騰等の影響が懸念されるところでございます。状況によりましては、繰越予算が不足することも可能性としては考えられるということでございまして、その場合は、令和4年度の補正予算などで対応させていただきたいと考えております。  繰り越しの理由は、コロナの影響や関係者との調整に時間を要したことなど、やむを得ないという要因でございますが、事業をおくらせるということは、住民サービスの低下へつながりかねないということでございます。引き続き適正な予算管理に努めまして、早期の執行に向けて取り組んでまいりたいと考えているところでございます。 ○委員長加島広宣君) これより本案に対する質疑を行います。  款の番号順に質疑を行います。  まず、4款衛生費について、質疑のある方は、順次御発言をお願いします。  ありませんか。                〔質疑する者なし〕 ○委員長加島広宣君) なければ、4款衛生費の質疑は、これにて終了いたします。  次に、6款農林水産業費について、質疑のある方は、順次御発言をお願いします。  ありませんか。                〔質疑する者なし〕 ○委員長加島広宣君) なければ、6款農林水産費の質疑は、これにて終了いたします。  次に、7款商工費について、質疑のある方は、順次御発言をお願いいたします。  ありませんか。                〔質疑する者なし〕 ○委員長加島広宣君) なければ、7款商工費の質疑は、これにて終了いたします。  次に、8款土木費について、質疑のある方は、順次御発言を願います。  安友副委員長。 ○副委員長安友正章君) この国留地域の調査について質問させていただきます。  長年、ここは産業道というか、矢野地域の通路として、長きにわたり工事が中断していたということも踏まえて、今回、こういった繰越予算について、いろんな事情があるとは思いますけれども、今回の調査に当たっての委託業者は、どのような方法で決定されたのか質問させてください。 ○委員長加島広宣君) 松山監理課長。 ○監理課長松山浩一君) この業務につきましては、一般競争入札による結果に基づきまして、受注者を決定いたしております。入札の経過でございますが、入札条件として、過去10年に急傾斜地崩壊対策測量設計業務履行実績のある者で、府中市及び福山市内事業者を対象に公告を行いました。その結果、6社の応札がございまして、最も入札金額の低い4社が同額となりましたので、くじ抽せんを行いまして、受注者として、復建調査設計株式会社福山支店を決定いたしております。 ○委員長加島広宣君) ほかにありませんか。  田邉委員。 ○委員(田邉稔君) 阿字久佐1号線道路改良事業費について、この地点は、阿字川と芦田川の合流地点で、ウオーターバック等、非常にリスク要因が多いところなんですけれども、一昨年以上前から計画が立っているんですけれども、おくれている要因と今後の進捗、スケジュールについて、教えていただきたいと思います。 ○委員長加島広宣君) 大元土木課長。 ○土木課長大元唯至君) それでは、阿字久佐1号線についての説明をさせてもらいます。  阿字久佐1号線は、矢木原橋老朽化に伴い、架けかえと市道のつけかえを令和元年度から工事を行っております。  平成30年、令和2年、令和3年度の豪雨災害により、改良工事より災害復興を優先したため若干の工事のおくれがありますが、全体延長116メートルのうち、道路部50メートルが7月末までに完成いたします。  今後のスケジュールといたしましては、令和4年から令和5年度にかけて、右岸の橋台と護岸工を行います。令和5年から令和6年度につきましては、左岸の橋台と護岸工を行います。令和6年から令和7年度につきましては、左岸の護岸を行います。令和7年から令和8年度につきましては、橋の上部工を行います。令和8年から令和9年度にかけては、県道部の工事を行い、橋の部分が完成いたします。最後に、令和9年から11年度にかけては、旧橋の撤去を行います。完成については、令和11年度の完成を目指しております。 ○委員長加島広宣君) ほかにありませんか。  森川委員。 ○委員(森川稔君) 2つほど聞きます。  まず1つ目なんですけれども、排水路改善対策調査業務ほか委託料として、2,020万円ほど計上されておりますが、これは、どのような調査業務で、繰り越しとなった要因についてお伺いをいたします。 ○委員長加島広宣君) 大元土木課長。 ○土木課長大元唯至君) 排水路調査業務の内容でございますが、平成30年7月豪雨、令和2年7月豪雨のときに浸水をした目崎町、元町、中須町について、現地調査と今後の浸水対策について検討する業務委託でございます。  繰り越しとなった要因といたしましては、現地調査が広範囲であること、新型コロナ感染症の影響により、地元の聞き取り調査の延期をせざるを得ず、年度内の事業の完了が困難となったためでございます。 ○委員長加島広宣君) 森川委員。 ○委員(森川稔君) 3地区あるようなんですけれども、私の地元の場合、そういう調査が入ったよというのが、去年の秋ぐらいに皆さんおっしゃられていたんですけれども、この3つ、それぞれコロナ対策で、同じようにおくれたんでしょうか。  それと、あと、今年度の完成見込みになるとは思いますが、いつ頃、そこら辺、地元と調査をして、結果報告をしていただけるんか。その辺についてお伺いします。 ○委員長加島広宣君) 大元土木課長。 ○土木課長大元唯至君) 調査地区が3地区あるわけなんですが、新型コロナの影響により、一遍に3カ所は行っておりません。時期をずらして順番に地区の調査を行っております。  完了時期につきましては、9月末の予定を目指して行っております。 ○委員長加島広宣君) 森川委員。 ○委員(森川稔君) これは、地元への報告を含めてと理解をしていけばよろしいでしょうか。 ○委員長加島広宣君) 大元土木課長。 ○土木課長大元唯至君) 今の予定でございますが、7月から8月の予定で地元説明を行う予定にしております。 ○委員長加島広宣君) 森川委員。 ○委員(森川稔君) わかりました。  今期については、おくれのないようによろしくお願いをいたします。  それと、もう1点、目崎出口線道路改良工事で、2,734万3,000円ということで上がっておりますけれども、きょうも朝、見てきたんですけれども、リョービ裏の道路を一生懸命工事をされているんですけれども、おくれの要因と完成時期について、お聞かせをいただきたいと思います。 ○委員長加島広宣君) 大元土木課長。 ○土木課長大元唯至君) 目崎出口線につきましては、現在、リョービ北側まで、およそ250メートルが完成しております。  おくれの要因といたしましては、新型コロナ感染症の影響により、電柱移転に伴う関係協力機関と協議した結果、感染症が収束していないため、関係者との協議が困難と判断したことから、感染防止に万全を期するため協議を延期したため、年度内に事業を完了することが困難となっております。  また、電柱移転につきましては、昨年、中国電力と協議する中、停電する場合、近隣住民企業等の停電を依頼するのが夏場でございましたので、停電の理解が得られないので中国電力としても、この時期を避け、秋以降の移設になっております。また、NTTも同様に秋以降の移設になったため、年度内の工事が完了することが困難となっております。  完成時期につきましては、令和4年度中の完成を目指して、今、整備を進めております。 ○委員長加島広宣君) ほかにありませんか。  安友副委員長。 ○副委員長安友正章君) 質問させていただきます。  単独事業経費都市計画マスタープラン見直し事業とありますけれども、この委託先業者は、もう決まっているのでしょうか。 ○委員長加島広宣君) 日野都市デザイン課長。 ○都市デザイン課長日野雄蔵君) 御質問の単独事業経費都市計画マスタープラン見直し事業ほかとなっておりまして、この業務の中には、都市計画マスタープラン見直し支援業務と府中市大規模盛土第2次スクリーニング計画策定業務、2つの業務がございます。  御質問の内容でございますが、まず、契約されているかという質問でございますが、都市計画マスタープランにつきましては、もう既に契約しておりまして、もともと2年、3年のサイクルで行ってもらいまして、繰り越しさせて、今年度、さらにやっていくものでございます。  一方、大規模スクリーニング計画につきましては、これは近年の盛土が、豪雨とか、そういうときに滑りやすいところがあるということで、今、全国的な調査を行っておりまして、広島県でも盛土があるかどうかを地図上になるんですけれども、昔の谷になっとるところが、今、平面になっていれば盛ってあるという判断というところで、そういう調査をしておりまして、府中市内でも23カ所ございます。それ、もう単純に盛ってあるかどうかだけの調査でございますので、例えば桜が丘とか、緑ヶ丘とか、そういうところも当然対象になっておるところでございます。  今回は、そういう調査を行うんですが、これは昨年度3月補正で予算をつけていただきまして、これから発注準備に向けてやっておるところでございます。 ○委員長加島広宣君) ほかにありませんか。  田邉委員。 ○委員(田邉稔君) 妙見橋補修事業ほか、橋梁長寿命化事業経費について、1億2,000万円弱、繰り越されているんですけれども、周辺部であちこちで橋梁の補修工事が見受けられるんですけれども、この橋梁の補修はどの程度、対象数と完了数含めて教えていただければと思います。 ○委員長加島広宣君) 大元土木課長。 ○土木課長大元唯至君) 橋梁の長寿命化業務につきましては、5年に1回の点検を実施した後に、これらの点検に基づき、府中市橋梁長寿命化修繕計画を策定しております。現在のところ修繕工事につきましては、この修繕計画に基づいて351橋の修繕計画を進めております。点検結果による修繕が必要な橋梁につきましては、現在、30橋が完了しております。 ○委員長加島広宣君) 田邉委員。 ○委員(田邉稔君) 先ほどの質問で、ちょっとわからない部分ですけれども、351橋のうち30橋完了で、あとどのくらい修繕が必要な対象橋梁があるのか。わかれば教えてください。 ○委員長加島広宣君) 大元土木課長。 ○土木課長大元唯至君) 351橋のうち、点検結果によって健全度が3と判定された橋について80橋あります。80橋のうち修繕を完了したのが30橋ということです。 ○委員長加島広宣君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○委員長加島広宣君) なければ、8款土木費の質疑は、これにて終了いたします。
     次に、11款災害復旧費について、質疑のある方は順次発言を願います。  ございませんか。                〔質疑する者なし〕 ○委員長加島広宣君) なければ、11款災害復旧費の質疑は、これにて終了いたします。            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜委員長加島広宣君) 続いて、報告第3号「令和3年度府中市水道事業会計予算繰越計算書について」の件を議題といたします。  本案の概要について、提案者からの説明を求めます。  河毛建設部長。 ○建設部長河毛茂利君) 補足説明は特にございません。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○委員長加島広宣君) これより本案に対する質疑を行います。  質疑のある方は、順次御発言を願います。  森川委員。 ○委員(森川稔君) 水道事業資本支出ということで、建設改良費施設改良費のうち、城山浄水場緑ヶ丘ポンプ所、本山第2ポンプ所、鵜飼第2ポンプ所において、計測機器を使用する精密部品の調達がおくれているということで、繰り越しになっておりますけれども、昨今、電子部品がおくれるとか、中国のロックダウンで物が入ってこないとかということでおくれているんだろうとは思うんですけれども、この部品調達についてはめどが立ったのか、また、市民への水の供給について、このおくれによって影響は出ることはないのか、その辺について、お伺いをいたします。 ○委員長加島広宣君) 田原上水下水道課長。 ○上水下水道課長田原厚君) 4件の工事について、御質問いただきました。  まず、令和3年から令和4年度の2カ年の工事で発注しております城山浄水場中央管理室装設備更新工事のうち、令和3年分で予定しておりました事業につきまして、コロナウイルス感染症の影響による計装機器の納品がおくれまして、一部繰り越しという処理をさせていただいておりますが、請負業者より工期内での納品は可能である旨、報告を受けており、工期内で完成をする見込みとなっております。  緑ヶ丘ポンプ所、それから本山第2ポンプ所、鵜飼第2ポンプ所テレメータ設備更新工事、こちらの3件につきましても、令和3年度内には部品調達が不可能であることが判明し、繰り越しの処理をさせていただいておりますが、令和4年度内には、調達可能との報告を受けており、こちらも今年度中に工事は完了する予定となっております。  まずもって、水の供給に影響は出ないのかというところで大変御心配をいただいております。1点目で、まず御安心くださいということで、報告をさせていただきます。いずれの工事も老朽化した設備の更新工事でありまして、今のまま使用しておりますと、部品がもう調達できないということもあるので、あらかじめ手を打って、安心・安全な水を送れるように工事を予定しておりますので、現在、いずれの施設も稼働しておりますので、修理不可能になる前に更新工事を行うものでございます。 ○委員長加島広宣君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○委員長加島広宣君) なければ、本案に対する質疑は、これにて終了いたします。            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜委員長加島広宣君) 続いて、報告第4号「令和3年度府中市下水道事業会計予算繰越計算書について」の件を議題といたします。  本案の概要について、提案者からの説明を求めます。  河毛建設部長。 ○建設部長河毛茂利君) 補足説明は特にございません。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○委員長加島広宣君) これより本案に対する質疑を行います。  質疑のある方は、順次御発言を願います。  ありませんか。                〔質疑する者なし〕 ○委員長加島広宣君) なければ、本案に対する質疑は、これにて終了いたします。            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜委員長加島広宣君) 続いて、報告第5号「令和3年度府中市一般会計事故繰越し計算書について」の件を議題といたします。  本案の概要について、提案者からの説明を求めます。  河毛建設部長。 ○建設部長河毛茂利君) 補足説明は特にございません。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○委員長加島広宣君) これより本案に対する質疑を行います。  質疑のある方は、順次御発言をお願いします。  ございませんか。                〔質疑する者なし〕 ○委員長加島広宣君) なければ、本案に対する質疑は、これにて終了いたします。            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜委員長加島広宣君) 続いて、報告第6号「府中市土地開発公社の事業の状況について」の件を議題といたします。  本案の概要について、提案者からの説明を求めます。  河毛建設部長。 ○建設部長河毛茂利君) 補足説明は特にございません。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○委員長加島広宣君) これより本案に対する質疑を行います。  質疑のある方は、順次御発言を願います。  芝内委員。 ○委員(芝内則明君) 令和4年度の事業計画予算書並びに資金計画書の38ページの3の令和3年度の取り組みと課題という(4)土砂災害警報区域等では、特に警戒区域内、レッドゾーンの区画と書いてありますが、対象区域となる区画数、それから、今後の対応計画、それから、このレッドゾーンになったという経過等も含めて御説明をお願いしたいと思います。 ○委員長加島広宣君) 松山監理課長。 ○監理課長松山浩一君) 土砂災害警戒区域等に関する御質問でございます。  まず、経過でございますけれども、桜が丘団地における土砂災害警戒区域等につきましては、令和3年8月に広島県の告示を受けまして、指定されたところでございます。  次に、土砂災害警戒区域、2種類あるんですけれども、いわゆるイエロー区域につきましては、区画数でございますけれども、44区画、それともう一つ、土砂災害特別警戒区域、いわゆるレッド区域になりますけれども、こちらについては26区画となります。  今後の対応につきましては、例えばレッド区域については、新築時のレッド対策補助金でありますとか、のり面対策工事などの支援策対策工事について、今後、考えていきたいと考えております。 ○委員長加島広宣君) 芝内委員。 ○委員(芝内則明君) イエロー区域44区画という御説明を受けたわけですが、イエロー区域レッド区域、それぞれ意味合いが違うと思うんですが、まず、この桜が丘へ、今、お住みになられている方に、どのようにお伝えをしていくのか。そこが安全であるということ、そして、これから入居していただく方々に販売する上において、その安全策として、市がどのように考えておられるのかが、まず1点、お聞きしたいことと、レッドゾーンについては、先ほど言われたように、補助金制度等を今後つくっていかれるということもあるかもわかりませんが、では、もっと大きい44区画、このイエローに指定された部分ですよね、そこについては、どのような対応を検討されていくのかお聞きしたいと思います。 ○委員長加島広宣君) 松山監理課長。 ○監理課長松山浩一君) まず、地元住民の方へのお伝えするところでございますけれども、昨年8月に指定をされるときに、広島県で地元説明を行っております。我々もその説明のときに同行しまして、一緒に説明を聞かせていただいたところでございます。  それから、イエロー区域の対応についてでございますけれども、イエローを解消するためには、これ、かなりハードルが高うございますので、例えば、のり面の対策でございましたら、山を、極端な話、とるようなことをしないと、なかなか解消につながっていかないというところで、その辺の対応につきましては、県と話をさせていただいたり、他の先行事例等を考慮しながら、今後、どういったことができるかを考えていきたいと考えております。 ○委員長加島広宣君) 河毛建設部長。 ○建設部長河毛茂利君) まず、土砂災害警戒区域の目的について、ちょっと幾らか説明をさせていただきたいと思います。  土砂災害警戒区域なんですけれども、これにつきましては、国民の命を守る、住民の命を守ることを目的といたしまして、土砂災害防止法について、平成13年から施行されたものでございます。この法律は、土砂災害のおそれのある区域につきまして、危険の周知、警戒避難体制の整備、住宅などの新規立地抑制、こういった対策を推進しようとするものでございます。  この区域を指定することは、単純に高さの勾配であるとか、高さであるとかということで、一律に区域を指定されたものでございます。  この区域を指定することによりまして、日頃から、そういった危険地域土砂災害が発生するかもわからないような地域のところを日頃からよく見ていただいておくことや、日頃から避難に対しての備えをしていただく。そうして、また、そういった状況のときには、早めの避難をしていただくことを目的として区域を指定したものでございますので、そういったことで御理解をお願いいたします。 ○委員長加島広宣君) 芝内委員。 ○委員(芝内則明君) レッドゾーンイエローゾーンがそれぞれあって、先ほどの説明では、県から説明があって、そこに市が一緒に同席したということでした。  土地開発公社の事業の状況の中で、販売促進をしていくのは府中市です。その府中市がどういうスタンスで販売促進するときに、安心で安全であるということを担保できるのか、そこをどういうふうに考えているのか、私はお聞きしたいんです。  レッドゾーンとか、イエローゾーンがあるものを、どういうふうに、今度はそこに住んでもらう、その政策をどういうふうにつくり上げようとしているんかということをお尋ねしたいと思います。 ○委員長加島広宣君) 村上副市長 ○副市長(村上明雄君) 特にレッドゾーンについては、建てられないということです。既に建っておる、もう販売してしまった分というのがあって、これについては、法律上は販売主とか造成主責任はないわけですけれども、おっしゃるように公社という市の信用の中で売っていますから、具体のアイデアが今すぐここでこうだというのがあるわけじゃないんですけれども、最終的にはレッドゾーンを消すようにやっていく、あるいは、防護壁を何か負担関係どうなるかは別にしても、そういったことは考えていく。まずは住んでいるところをどうしていくか。  イエローゾーンにつきましても、直接の何か規制があるんではなくて、注意喚起ということですけれども、それについても、結果として購入して家が建った後に、実はイエローゾーンでした、これは他の民地もそうだと思いますので、どこまで販売責任の話と、ほかの民間所有地でイエローがかかっちゃったという扱いを、どう考えていくかは整理せないかんと思いますが、いずれにしましても不安解消に向けては、一緒になって考えていかなきゃいけんことだろうと思います。  そういった中で、まだ未分譲の部分についてもレッドゾーンがあったり、イエローゾーンがあったりするわけですけれども、そこは幸いなことに、まだどなたも住んでいない、買って、これから建てようかというところもあるかもしれませんので、そういった緊急度といいますか、実際に住むに当たっての不安度に応じながら、それぞれ打ち手を考えていくと。  大体、今残っていますのは、なかなか販売に苦戦しているところもありますので、そういったものについては、イエローゾーンということの対策を考えていきながら、先ほど課長が触れましたように、一括販売のようなこととか、あるいは、イエローゾーンということに気をつけながら、ほかの用途で考えていくとか、そういった多角的なというか、複合的な戦略を組み立てていかにゃいけんと思っております。  いずれにしましても、道義的責任にはなるんだろうと思いますけれども、お住まいの方に対して、不安解消ということについては、公社であれ、市であれ、しっかりと取り組んでいきたいと思っております。 ○委員長加島広宣君) 芝内委員。 ○委員(芝内則明君) この区画があるわけですが、これは、今後、先ほど言われたように大きくしてということも考えられると思いますが、当面、そこは販売の区画とするのか。もう1点、私は防災上から考えたら、桜が丘にお住みの方について、今まで以上にそこら辺のマイタイム・ラインをもっとしっかりと定着させていくとか、そこら辺の日常生活に安全・安心をどうつくり上げていくのか、幾らかきょうは説明をいただけるものかと思っとったんですが、その点についての説明が先ほどなかったものですから、いや、もっと府中市が販売する以上は、そこに安心感をつくり上げていかなければならないんではないかなというのを、ひとつ思っています。  先ほど言われましたように、令和4年度の取り組みで、販売価格の見直し等々をやられておるわけですが、実際のところ、そこは具体的にやっていくことができるのか、どうなのかというのをちょっと私は懸念しておるんですが、その点について、御説明をいただければと思います。 ○委員長加島広宣君) 松山監理課長。 ○監理課長松山浩一君) 販売価格の見直しについてでございますけれども、これは全て一律なのか、あるいは、限定区画になるのか、また、値下げ率も含めまして、これは慎重に検討すべき案件と考えております。検討していく際には、住民の方や企業、住宅メーカーなどの声や意見を聞きながら、対象区画や価格設定について協議をしていくことになるものと考えております。 ○委員長加島広宣君) ほかにありませんか。  三藤委員。 ○委員(三藤毅君) 今のお話の続きといいますか、40ページに販売区画の目標と実績が書いてありますが、これが令和5年度まで計画が立ててありまして、令和6年度からはないということであります。残りが118区画ある中で、今のお話を伺っておれば、区画も再区割りといいますか、そういうこともして、また新しい計画・目標ができるということでしょうか。今後、令和6年度以降の計画は、目標は、どのように考えておられるのか、お伺いいたします。 ○委員長加島広宣君) 松山監理課長。 ○監理課長松山浩一君) 販売目標につきまして、令和6年度以降でございますけれども、まずは御紹介いただきましたように、桜が丘団地販売健全化計画によりまして、令和5年度末で府中市土地開発公社の有利子借入金が完済する予定でございます。  まず、販売状況からお知らせをいたしますと、販売区画は令和3年度末で総区画432区画のうち305区画を販売し、残り118区画となっております。失礼いたしました。総区画数423区画のうち305区画を販売し、残り118区画となっております。  前年度、令和3年度につきましては、販売員によります住宅メーカーへの営業活動やポスティングのエリア拡大をはじめ、モデル住宅見学会の開催でありますとか、ウェブ広告による桜が丘団地のPRなどの効果もございまして、14区画を販売いたしておるところでございます。  本年度に入りまして、6月時点で申し込みを合わせますと、7件に引き合いに結びついているところでございますが、さらに住宅メーカーへの建築補助金を活用し、モデル住宅見学会を年4回にふやして、My府中やウェブ広告の充実を図りながら、住宅購入層、とりわけ子育て世代や移住者などにターゲットを絞って誘い込みをかけていきたいと考えております。  残り2年間で売り切ることは難しい状況と考えておりますけれども、令和6年度からの団地販売につきましては、残りの区画数や区画の場所によって販売手法を考えながら、団地販売の完結に結びつく新たな販売目標を設定し土地開発公社として、令和6年度以降も継続して販売していくよう想定をいたしております。 ○委員長加島広宣君) 村上副市長 ○副市長(村上明雄君) 残り100を超える区画、さっきのイエローゾーン、レッドゾーンのところでもちょっと触れましたけれども、なかなか訳あり物件といいますか、立地場所でありますとか、あるいは区画としてはある程度一覧でそろっとるんですけれども、車庫掘り込みがあったりとか、今どきでいいますとワンボックスが入れない掘り込み車庫になっているとかですね。そういったそれぞれ、いわゆる課題があると。ただ、逆に課題がある、例えばガレージでいえば、車は止めれませんけれども、バイクなら何ぼでも置けますとか、あるいは地下のホビールームになりますとか、そういった少し切り口を変えた販売だとか、あるいは一覧の区画になっているものについては複数やっていくとか、そういったことを組み合わせながらやっていかなきゃいけない。  そういう中で、単純に令和6年度以降も20区画ずついきますとか、そういう話に多分ならなくて、これからの土地開発公社をどうしていくのかであったり、ちょうど令和5年度で有利子借入金については返済が終わることになると、少しあったかもしれませんが、本当に宅地で売るんか、公園、ポケットパークのような形で、保留地じゃないんですけれども、もっと憩いの場で使っていくのか。そういったことも改めて見直しながら、最後どこまで売っていくんか、あるいは市として活用していくのかといったことも含めて、組立てを改めてしにゃいけんのだろうと思っておりまして、きょうのこの段階で、令和6年度以降も引き続き何ぼ売っていきますという数字の話はなかなか。むしろ本当に土地開発公社のあり方含めて、これからどうしていくのか、普通財産にしていくのか、公社所有地として引き続き販売していくのか。先ほど触れました値引きなんかについても、既に購入された方とのバランスも考えなきゃいけないところはありますが、抱えとくんか、それとも民間所有にして、税収だとか、人口増だとか、流出防止だとかに使うほうがトータルとしてのメリットがあるのか。そういったことを市役所中でも揉みながら、また、議会の皆さんとも本当にどうしていけばいいんだろうかということも考えながら、戦略は立てていくべきかなと思っております。 ○委員長加島広宣君) ほかにありませんか。  森川委員。 ○委員(森川稔君) いろいろ質問をしておりましたが、今、副市長の回答がありましたので、そこを除いて1つだけお伺いをいたします。  事業外収入の使用料と、事業外費用の維持管理費用、これは鵜飼工業団地の汚水処理施設の使用料収入と維持管理費用についてなんですけれども、使用料収入よりも管理費用のほうが上回っている状況にありますが、収入をふやすか、費用を削減するか、何か方策を立てないと、この部分で損になっているというような状況があるんで、この辺について、何か対策があるのか、お伺いをしたいと思います。 ○委員長加島広宣君) 松山監理課長。 ○監理課長松山浩一君) 鵜飼工業団地汚水処理施設についてでございますけれども、本年度の当施設の維持管理費につきましては、毎月、処理槽の汚泥引き抜き作業を行っているところでございますが、今回は数年に1度の大きな作業となるため、例年と比べて約80万円の増加、また、処理施設の老朽化に伴います設備の修繕費用、これに100万円を計上いたしておりまして、合計で通年より180万円の増額になるため、支出が収入を上回っている状況でございます。  なお、これにつきましては、臨時的費用が発生しない例年は、約180万円前後の黒字となっておりますので、今回はその貯金を使うことで、それで賄うということといたしております。 ○委員長加島広宣君) ほかにありませんか。
                  〔ほかに質疑する者なし〕 ○委員長加島広宣君) なければ、本案に対する質疑は、これにて終了いたします。            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜委員長加島広宣君) 以上で、建設産業委員会所管事務調査の審査は、終了いたしました。  委員長報告の作成につきましては、御一任願います。  以上で、建設産業委員会を散会いたします。                午前10時51分 閉会...